日韓会談・全面公開を求める会シンポジウム
中部ミニ集会
中部地区ミニ集会 
2007年1月10日(水) 6時〜8時半
場 所  名古屋市女性会館 第1集会室

  

中部地区には38名の会員がいます。

今回は初めてのミニ集会を開きました。

事務局から2人の参加があり、合計10人が集まりました。会が終わってからも、ホテルのロビーで、お茶を飲みながら、 話の続きをしました。

簡単な自己紹介の後、ビデオ NHK制作「アジアからの訴え」(日韓会談を取り上げた番組)(1992年)75分を上映しました。その後、感想を述べながら、話 し合いました。色々な疑問点を魚住弁護士が答えてくれました。また、他の裁判の様子や、「名古屋三菱・朝鮮女子勤労挺身隊訴訟」の運動についてきき、これからの運動をどう発展させていったらいいかを話しました。

ビデオは、韓国に取材し、「戦後補償」を求める運動を紹介しながら、「日韓会談」の歴史的過程を描き、戦後補償の請求権をめぐる攻防とその結末について伝えていました。アメリカの強い要請のもと、日韓会談の決着を迫られたこと、支払われた5億ドルの意味は、日本には「経済支援」とし、韓国には「戦後保障」と、双方にそれぞれちがった内容を説明することを「合意」したとのことです。日本政府は「日韓併合」を「結婚」のようなものだといい、「離婚」したけれど、「結婚」していた間のことは「合意」の上だと主張していたといいます。「侵略」したとは認めません。一番驚いたのは、戦前の「日本」政府と戦後の政府とがちっとも変っていない、ということでした。朝鮮半島を侵略し、植民地としたのは明らかなのに、終戦を経ても、その事実を認めないのです。

その他、「この時(ビデオ作成の1992年)はこういう番組を、NHKがまだ作れたのだ、思いました。」
「日韓会談について、初めて、こういうことだったのか!と思いました。会談文書全面公開の意味がわかったように思います」
  「日韓に違う内容を発表することに『合意』なんて、こんなことがあるのですか!驚きました。」等の感想が寄せられました。